Google広告のサイトリンク設定|文字数・表示条件と改善例

2026年8月7日

著者: 与謝秀作
サイトリンク(広告)の設定方法|Google広告での作り方とポイント

サイトリンクには、Google広告のアセットとして追加するリンクと、自然検索結果に自動表示されるリンクがあります。この記事は広告サイトリンクの制作・関連付け・確認方法を扱います。自然検索のサイトリンクを広告画面で指定できるわけではありません。

広告と自然検索のサイトリンクを最初に区別する

Google広告のサイトリンクアセットは、料金、機能、問い合わせなど、広告本文とは別の関連ページへ案内するリンクです。旧称の「サイトリンク表示オプション」で探している場合も、現行のアセットを確認します。クリックできない補足文を伝えるコールアウトとは役割が異なります。

種類

仕組み

管理・確認

広告サイトリンク

広告に付随するアセット

広告アカウントで制作・関連付け

自然検索サイトリンク

検索システムが有用と判断した場合の追加導線

広告設定で表示先を指定するものではない

Google Search Centralのサイトリンク説明では、自然検索側は検索システムが自動で選択すると説明しています。広告アセットの追加を、自然検索での表示や順位改善の施策と混同しないようにします。

リンク文・説明文の文字数と検索広告の本数を確認する

2026年10月12日に確認した公式条件では、リンク文は25文字、全角言語では12文字の上限です。混在する文は入稿欄のカウンターでも確認します。説明文は2欄あり、Google Ads APIのSitelinkAsset仕様では各欄35の上限と、片方を設定する場合はもう片方も必要という条件があります。この数値を日本語35文字入力可とは扱わず、実際の入力条件を確認します。

項目

確認する条件

範囲と注意

リンク文

25文字、全角言語12文字

混在文はカウンター確認

説明文

2欄、APIは各35上限

全角35文字可とは解釈しない

最低本数

2本以上

Search・P-Maxの表示資格で保証ではない

推奨候補

関連する6本以上を検討

無関係なリンクで数を埋めない

最大表示数

PC6、モバイル8

Search・P-Maxの条件。他形式は別確認

登録できる数、推奨する準備数、一度に表示される数は別です。最小条件を満たしても、毎回同じ本数が表示されるとは限りません。

架空例:目的別リンク文・説明文・遷移先を作る

下表は架空サービスの教材例で、NeX-Rayの現行機能や実在ページを表すものではありません。広告で伝える目的に合わせて、短いリンク文、補足する説明2欄、該当するページを用意します。英語版を作る場合も、その言語のページへ対応させます。

目的

リンク文

説明1・説明2

教材上のパス

料金

料金プラン

月額と機能を確認・利用条件もご案内

/pricing

機能

主な機能

できることを確認・利用場面をご紹介

/features

導入

導入の流れ

準備と手順を確認・担当者向けのご案内

/getting-started

相談

お問い合わせ

ご相談はこちら・担当者が内容を確認

/contact

サイトリンクのポリシー要件を確認し、重複したリンク文や不適切な記号、遷移先との不一致を避けます。「料金」から別の申込ページへ誘導するなど、読者が予想する内容と違う導線は見直します。

現行アセット画面で追加先と関連付けを確認する

現行公式案内では、Google広告のCampaignsからAssetsへ進む経路が示されています。実際の画面では、対象アカウントとキャンペーン、利用形式を確認してからサイトリンクの追加先を選びます。古い「広告とアセット」というメニュー名だけで判断しないようにします。

  • 対象の広告とリンク先の目的が合っているか確認する。
  • 追加・関連付けの対象階層を確認する。
  • リンク文、説明文、最終ページURLを入力前後で照合する。
  • 必要な開始・終了やスケジュールの条件を確認する。
  • 保存後に関連付け、審査状態、リンク先動作を確認する。

Performance Maxでは、アセットグループなどその形式の設定も確認します。検索広告の階層説明をすべての形式へ当てはめず、現在操作している単位を記録してください。

上位・下位・動的サイトリンクと表示条件を整理する

アカウントなど上位に関連付けたリンクと、特定キャンペーンなど下位に関連付けたリンクは、単純に下位が上位を必ず上書きする関係とは限りません。動的サイトリンクとの併用もあり得るため、表示され得る候補全体を確認します。全アカウント向けの一般リンクを、狭い商材の広告へ不用意に流用しないことが大切です。

表示は広告形式、端末、広告の掲載条件などで変わります。リンクを増やしただけでCTRやAd Rankが上がるとは約束できません。関連する独立ページが6本以上あるなら候補を準備し、ない場合は架空の導線や無関係なリンクで数を満たさないようにします。

承認されても表示されないときの確認表

審査承認は表示の保証ではありません。プレビューで一度見えたことも、すべての検索や端末での表示を示しません。未表示の理由は、関連付け、有効性、配信条件の順で確認すると整理できます。

段階

確認内容

次の判断

関連付け

対象アカウント・キャンペーン等、上位・動的候補

意図した対象かを照合

有効性

本数、審査、停止、開始終了、時間帯

理由と日時を記録

配信条件

形式、端末、掲載条件

プレビューを全配信の証拠にしない

成果測定

表示、クリック箇所、費用、定義済み成果

少数データと未測定を分ける

クリックがゼロだからすぐ差し替えるのではなく、表示された母数と対象を確認します。リンク先の変更や期限切れの内容は、数字を待たずに正確性の観点から修正します。

クリック箇所・費用・成果を分けて見直す

Search・P-Maxではサイトリンクの追加自体は無料で、クリックの課金条件を確認します。ただし、他形式の条件を同じCPCの説明へまとめず、制作や運用の費用も別に考えます。追加無料は、広告費や制作費まで無料という意味ではありません。

項目

架空の値

読み方

広告全体のクリック

50

サイトリンクだけの値とは別

サイトリンクのクリック

10

クリック箇所と集計定義を固定

定義済み成果

2

未検証なら未測定。登録人数とは呼ばない

変化の評価

同条件で比較

追加だけの因果や順位向上を断定しない

この例の数値はすべて仮定です。クリック箇所別の内訳と広告全体を、重複するまま加算しないようにします。評価では期間、対象、端末、集計定義をそろえ、有用な遷移先へ案内できているかを確かめてください。

次に確認する内容に合わせて、Google広告の始め方|アカウント準備と配信前の確認手順、検索クエリとは?キーワードとの違いとGSCでの読み解き方、GDNバナーサイズ一覧|画像広告とレスポンシブ素材の仕様、ランディングページのSEO対策|検索意図・構成・計測のチェックも参照してください。

関連記事